僕が洋食屋を続ける理由

僕が洋食屋を続ける理由
こんにちは。
グリルヤマモトのシェフです。
今日は、僕が洋食屋を続ける理由について、少しお話しさせてください。
正直に言うと、僕はお酒が飲めません。
だからこそ、
お酒を飲めない人も気を遣わず楽しめる。
一緒に来た人は、お酒も楽しめる。
そんな洋食屋を作りたいと思いました。
大人も。
子どもも。
みんなが、それぞれの楽しみ方ができる。
それが、僕の考える洋食屋です。
オムライスも、もちろん大切です。
20年以上研究を続けてきた、思い入れのある料理です。
そして、僕が作りたかったのは、
オムライスだけのお店ではありません。
ステーキも。
ビーフシチューも。
お酒も。
食事の時間そのものを楽しめる洋食屋です。
でも昔の僕は、
その想いを、うまく伝えられていませんでした。
「オムライス屋じゃありません。」
そんな言葉を使っていました。
店内にポップを貼り、
スタッフにもそう説明してもらい、
オムライスの注文が続くと、
「ちゃんと説明した?」
と聞いていたこともあります。
それくらい、
「洋食屋として知ってほしい」
という気持ちが強かったんです。
オムライスを否定したかったわけではありません。
オムライスだけじゃなく、
グリルヤマモトを全部楽しんでほしい。
ただ、伝え方は少し不器用でした。
そんなある日、
奥さんに言われました。
「オムライスが目当てでもいいやん。」
「美味しいと思ってもらえて、次は違う料理を食べてみよう。
そう思ってもらえたらいいやん。」
その言葉で、
伝え方も大切なんだと気づきました。
今は、
語りすぎない。
熱くなりすぎない。
「もっと優しく、短く。」
を目標に、鬼コーチ(奥さん)のもとで特訓中です(笑)
伝えたいことは、
昔も今も変わりません。
オムライスをきっかけに来てくださった方にも。
ステーキも。
ビーフシチューも。
ワインやクラフトビールも。
グリルヤマモトを、まるごと楽しんでもらえたら幸せです。
もし、お気に入りの一皿が見つかったら、
料理人として、
これ以上嬉しいことはありません。
今日も厨房で、
一皿一皿、丁寧に作って、
皆さまをお待ちしています。
